手動車いすを選ぶ際には、いくつか考慮すべき点があります。以下に詳しくご説明します。
- フレーム:折りたたみ式または固定式があります。折りたたみ式フレームは、車いすを折りたたんだ際に必要なスペースを小さくできます。固定式フレームは、使用者がハンドリムに加えた力をより効率的に伝えます。
- 座面:座面は通常、車いすを折りたためるように布製となっています。使用者の骨盤の幅に合う十分な広さが必要です。また、骨盤と大腿部をほぼ完全に支えられる十分な奥行きも必要です。
- 背もたれ:多くの車いすが折りたたみ式であるため、背もたれも通常は布製です。背もたれの高さは、一般的に使用者の肩甲骨の下端付近までとなります。使用者が自力で車いすを操作する際に上肢の動きを制限してしまうため、それ以上高くしないことが望ましいです。
- アームレスト:アームレストは通常、取り外し可能で跳ね上げ式です。これにより、移乗やテーブルへの接近が容易になります。
- フットレスト:標準的なフットレストは、移乗を容易にするために跳ね上げたり外側に開いたりできます。何らかの理由で脚を伸ばした状態に保つ必要がある場合には、脚上げ式のレッグレストも利用できます。
- 車輪のサイズ:後輪には、使用者自身が駆動するための大きな車輪、600 mm、または介助者が押す車いす向けの小さな車輪、320 mmがあります。メンテナンスや使用中のトラブルを減らすため、すべてソリッドタイヤにすることをおすすめします。